MadMapper Material

2020年11月11日 [ソフト]

 
11/7の記事の中でMaterialを自作する手順を紹介しました。
まずMaterialとは何なのか? をMadMapperのサイトで検索したところ、
パラメータを触ってリアルタイムに映像を変化させるものだそうです。



"マテリアルはISF仕様に基づいている"とあるのでISFとは何かを調べる必要がありそうです。

[ISF]
Interractive Shader Formatの略でGLSLベースのシェーダフォーマットという説明がありました。
・ISF Editorというエディタ(ソフト)を使って作成します。
・ファイルの拡張子は〇〇.fs。
・コードは、ヘッダーと本体の2つ構成。
 ヘッダー部でパラメータの種類や最大値、最小値等を設定し、本体で動作を記述する感じです。
MadMapperのMaterialは記述方法がISFによく似ていますが独自の記述もあります。
ISFで作成した一部を変更するとMaterialで使用できます。(MadMapperサイト内に手順あり)

ISFの作成手順もわかったしISF Editorで作成してみようと思った時、
MadMapperのMaterialsの下の方にISFsという表示を発見!!
もしかしてISFファイルをそのまま読み込めるんじゃね??

ISFの公式サイトにweb上で触れるISFのサンプルが大量にありました。(しかもソース付き。)
このソースをお借りして拡張子fsファイルを作成します。

そしてMadMapperで読み込むと、、


動いたぁぁぁ

Materialに変換しなくても動くのでこれで使ってみようかと思います。
"Generators"、"Materials"については動きがある、なしで分けているだけで作り(ISF仕様)は同じ気がします。
"ISFs"は標準のISFファイル。

[追記]
11/14。ISF.videoをMaterialに移植しているようで同じ動作をするものをいくつか確認しました。

11/15。mac、win共にISFが動作することを確認しました。。

[余談]
"Materials"はライブラリから追加が行えますが、ソフトを閉じると追加したMaterialが見えません。
Windowsの場合ですが、下記ファイルにデフォルトで追加したいMaterialを記述することができます。
C:\Program Files\MadMapper 4.0.3\Resources\Materials\DefaultMaterials.txt

MadMapperからインポートしたMaterialは別のフォルダに保存されています。
C:\Users\ユーザー名\Documents\MadMapper\Materials
(ISFファイルも同様の手順でデフォルト表示できるかと思い試しましたが、こちらはダメでした。)